和食のお店とはいえ、店内は片苦しい雰囲気はなく、昭和感漂う小ぢんまりとした定食屋さん風の内装。以前訪問した際から約2年、落ち着きはより増した様に感じる。



ランチメニューは4種類。前回、海鮮丼を頂いたので（美味でした）、本日は気合い入れもしたくて、うなぎ丼890円をオーダーした。

待つこと10分弱で、うなぎ丼と仲間達が到着。
茶碗蒸しのようなゼリー寄せのような一品、野菜サラダ、茄子の田楽、蜂蜜梅つき。てっきり丼とお吸い物ぐらいと想像していたのに、品数多く、見た目もカラフルで驚いた。

まずは、サラダから。
オニオンスライスにレタス、ベビーリーフを胡麻ドレッシングで。盛りつけは少々ヤンチャであるが、新玉らしいオニオンスライスは辛味なしで嬉しい一品。

いざ、うなぎ丼。専門店の鰻とは異なるが（当たり前）、チェーン店のうな丼とは比較にならない完成度の高い丼。鰻のふっくら感は申し分なし、タレは自家製なのだろうか、コクはありつつもしつこさとか喉が乾く感じはなし。個人的には飯がもう少し硬めならば、言う事なしだなぁというのが率直な感想。

茶碗蒸し。あんかけの下に黄色と緑が透けて、菜の花を思い出す様なビジュアル。優しい出汁がよくきいた、茶碗蒸しとお吸い物の間といったらいいのだろうか、これは絶品！

茄子の田楽は冷製。大葉と一緒に一口で頂くと、茄子の美味さと味噌の美味さがジュワッと口の中にほとばしる。白みそを使われているような感じなのだが、よく冷えていたこともあり味は軽やかであった。

こちらのお店の味の感じ、やはり好きだなぁと再認識させられた昼下がりとなりました。

今日も、ご馳走さまでした。

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