チキン南蛮弁当700円［摂津本山・お弁当おばんざい花ごころ］ : おひとりさまの「今日もご馳走さまでした。」

今日は、国道2号線「小路」の交差点から徒歩5分弱、最寄り駅（JR摂津本山駅・阪神深江駅）からは徒歩15分少々の住宅街にあるお弁当屋さん「お弁当おばんざい花ごころ」さんを初訪問、チキン南蛮弁当700円をテイクアウトした記録。（神戸市東灘区本山南町 7-8-4）

毎月ごとに発表される日替わり（※変更される場合あり）、そして定番のラインナップの豊富な小さなお弁当屋さん。数年前から存在は知っていたものの立地的に訪問の機会に恵まれず、ようやく、本日の初訪問と相成った。

入店すぐにメニュー案内のあるカウンターが設置されており、その向こうが厨房...というか、台所といったヴィジュアル（笑）和やかに出迎えて下さったお母さんが、衣づくりからの調理をして下さいました。

結果、10分少々ぐらいの待ちであったが、真面目な調理ならむしろ普通のこと。
待たせることを恐縮され、事前に電話注文も可能なことや、今月の日替わりメニューも添えて下さったのだが、むしろ、ふらりと立ち寄った立場。気を使わせて恐縮しきりである。

チキン南蛮弁当700円。ご飯、お惣菜が3種類、メインのチキン南蛮の下にはキャベツとレタスの生野菜、香の物と、見た目地味ながら理想的なお弁当そのもののヴィジュアルである。

お惣菜は、ピーマンの焼き浸し風？（ただ焼いただけではなくまろやか）、天ぷら（さつま揚げ系）と枝豆等をさっと炊いた様なもの、切り干し大根風の煮物。創作系の数々であるが、どれも、ご飯が進む和風系のラインナップ。

そして、チキン南蛮。
玉ねぎやみじん切りのゆで卵が入った手作りっぽいタルタルソース（マヨソース？）に、さっくり軽い衣につつまれた鶏肉、甘酢あんの方は一般的なものと比べてずっとすっきりした甘さ控えめの家庭的なもの。自分でつくるチキン南蛮にちょっと似ているかなぁ...

嬉しかったのは、チキン南蛮の下にはアルミホイルが敷かれており、生野菜のキャベツ・レタスと分離していたこと。強制的に一緒盛りされるのはあまり得意でないので、適度にソースを絡めて頂けて有り難かった。

全体的には家庭料理系であるが、この味わいのお弁当がお金を出してもなかなか手に入らないのも事実。弁当チェーン、コンビニやスーパーのお弁当もそれなりに美味ではあるが、濃さが辛い方、懐かしいお袋の味系を楽しみたい方にはオススメしたいなと思う。

今日も、ご馳走さまでした。