建物の造りを利用した、屋根付きのオープンテラス。その脇にメニューやアルコールがあるので適宜利用してから入店。老舗らしく挨拶も座席への誘導もソツがない。テーブルはかなりゆったりしたサイズの上、座席間も十分あり、飛沫防止シートは見当たらなかったが気にならず。（見逃しているかもしれない）

約15分後、むさし丼が到着。赤出し、香の物つき。とにかく、到着した瞬間から香りがすごい！既にお腹がペコペコなので、写真は最小限でガツガツっと頂きます（笑）

カリっと揚がった薄衣のカツの上に半熟の卵とツユと青ネギがon。
卵とじでなく、あくまで卵（とツユは）on。
かつの食感を重視したら、かつ丼ってこうなるのは必然といえば、必然。恥ずかしながら、この年になって初めて頂くタイプだったのだが、いいですね。飯までツユがしみていないのだが、ツユが結構濃いめの味に仕上げられているので、白飯とオカズという食べ方ができるのもよし。

また、プリプリの小海老が入ったえびかつも美味でした。個人的に残念だったのは、赤だし。豚、大根、牛蒡が入ったものだったが、実と汁の味わいが完全に分離しているような...（以下、割愛）

上質な接客のお店。調理も丁寧だと推察されるので、提供まで時間がかかる傾向にあるようです。仕事の合間のランチ利用には余裕を持たれることをお勧めします。

今日も、ご馳走さまでした。